, ,

1970年Orangeアイデンティティを創る

クリフ・クーパー – 創業者兼CEO

私たちのアンプはオレンジ色に覆われていましたが、私はこの果実にもクレームをつけるべきだと信じていました。 そこで、Orange木が真っ先に思い浮かび、その根が世界を取り囲む「Orange世界樹」をデザインに取り入れたのです。

世界樹のビジュアルは、アイデアを練りながら少しずつ変えていきました。

Orangeツリーの進化

Orange作成

紋章や紋章は、いかにも英国的で、紋章的で、高級感があり、私がアンプに求めていたものそのものです。 そこで、自分たちで紋章をデザインしてみよう、そうすれば自分たちのアンプは必ず違ってくる、と考えたのです。 当時、私が音楽機器業界について理解できなかったことのひとつに、すべてが似たり寄ったりであるということがあります。

そのため、「Voice Of The World」(世界の声)、あるいは「Voice Of The Universe」(宇宙の声)というスローガンを掲げ、広告でもそれを表現しようとしたのです。 写真[below] は、1970年初頭、Orangeショップの裏で、Orange「Voice Of The World」ツリー構想の初期アートワークを持っている私を撮ったものです。 これは、クレスト(紋章)にも、単体のロゴにもなりました。 初期の頃は、その裏の事務所で、Voxのコラムスピーカーキャブのビニールカバーを寝袋代わりにして寝泊まりしていたものです。

クリフは、Orangeショップの奥にあるこの小さな部屋に住んでいました。

ザ・クレストいつまでもブランドの一部として

そして、このOrange時の試練に耐え、今もなお、私たちのブランドのカラーリングに欠かせない存在であり続けていることを嬉しく思います。

Playmusic誌のプレスカット(2003年

私たちは、紋章に使用するシンボルのデザインと作成に多くの時間を費やしました。 1970年、私たちは新会社を宣伝するために、音楽機器の小売業とは異なるスタイルの広告、つまり漫画のコミックを作りました。 Orange何を象徴しているかは下の漫画で説明していますが、他の漫画ではライバルをユーモアたっぷりに揶揄しています。 この広告は、業界紙に定期的に掲載され、大きな成功を収めた。 この漫画をスケッチしたのは、マンドレイク・パドル・スチーマーというバンドに所属し、ソングライターやボーカリストとしても才能を発揮していたブライアン・エンゲルである。 以前紹介したOrangeショップの正面のサイケデリックな看板を描いたのもブライアンだった。

これらの漫画は、『Beat Instrumental』の初期の広告からスキャンされたものです。