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ヒナッチ4 Stroke(日本国内のみ)

日向秀和(ひなっち)モデルのアンプヘッドが2021年7月1日から一般発売!ひちがステージで使用している事で目を引いた方も多いはず!本人がオレンジカラーに極ロゴが入ったあのモデルが新登場!!7月1日についに発売されたオレンジ4 Stroke500LTD.。そうです、ステージで弾いているヒナッチを見た方も多いのではないでしょうか。オレンジカラーに “Extreme!”のロゴが入った新発売のアンプヘッドです。

OrangeAmpsのアンプヘッドやキャビネットに出会った時の最初のインパクトは何だったのでしょうか?日向:まず、凄いナチュラルだなと思いましたね、ナチュラルだし、凄く芯のあるローが出るっていうのが最初の印象です。オレンジに出会う前は結構アンプに迷ってて、試行錯誤した結果、ロー感とか一度自分の中で完成されてたんですね。非常に自然で厚みのある低音という印象です。当時はいろいろなアンプを触って、自分の低域の音を探していたんです。その時、Orangeアンプを試奏したんです。そうしたら、もう戻れない。低域がすっと渡っていく感じがすぐにわかりました。私はこれをピュアベースサウンドと呼んでいます。驚きました。

トレードマークになっている「極」の由来を教えてください。日向:英語で言うと「極める」ことを言うんでしょうね。スター」とかそういう感じかな。その道をマスターするとか、意味合いを一文字で表すことが出来る漢字かなと思って「極める」というのは、ベーシストとしてそうだし、すべてそうです。ずっと追いかけていって大事なことかな、そういうのを志すというところでの漢字一文字かな、正確な英語はわかりません。この「極」という字は、「頂点に達する」とか「完全にマスターする」という意味もあるんだ。ベースも含めて、すべてのことに当てはまります。志を持って追求することが大切なんだ。この文字が全てを物語っている。

4 Stroke 4 Stroke500 LTD HINATCH “極 “は、いつもどのようなセッティングで使用しているのですか?
日向:アンプのセッティングなんですけど、大体いつも12時にするんですよ、オールフラットの状態でまず鳴らして、そこから耳につくところの音域を減らしていきます、例えばちょっとローが出過ぎてるんで、これを減らしていきます、こうすると自然なボトム感と言うか出てきますよね、ちょっとミドルも痛いんで、コンコンいっちゃう、このコンコン言うところをはしょる、そうするとナチュラルになってます、基本的にもう、減っていくだけですね(eqがフラットの状態でも)ハイもしっかり出るんで、ちょっと12時にオールフラットにして、いらない音をどんどん削ってみたいセッティングをしています、i(アイ通常、12時の位置からスタートします。をオールフラットにし、それを聞く。それから、耳に残ったものを減らすために微調整をします。例えば、低音が出過ぎたり、中音が出過ぎたりしたときは、音量を下げます。そうすると、自然な低音になるんです。私のアプローチは、常に12時方向から不要なレンジを減らすことです。それでもしっかりとした高域を得ることができます。

コンプはどのように使用しているのでしょうか?
日向:コンプが付いてるんですけど、薄っすらと掛けてるんですよね、結構ガッツリ掛けるとサンプリングされるベースの音みたいな(笑)、音まで出て面白いんですけど、これは掛かり過ぎてダイナミクスがあんまり出ない、薄くかけてるとエフェクター踏んだときのコンプの掛かり方がすごい気持ちいいんですよ。アンプにはコンプレッサーが搭載されています。そして、ほんの少しかけています。大きくすると、サンプリングベース音に近い、とても太い音を出すことができるんです。でも、それだとダイナミクスが落ちてしまう。歪みなどの他のエフェクターをオンにしたときに、うまく音を引き立ててくれる程度のコンプレッションをかけるのが好きですね。優れたコンプレッサーだと思います。

このモデルの魅力や遊び方について教えて下さい。また、どのように使ってみたいですか?
日向:極端な話、eqもすごい効くで。こんな音まで(笑)出てくるんだ、ハイとかも、例えばめっちゃ絞るとちょっとヴィンテージっぽい音から、ハイだけでも全然違う、これだけeqが効くとシンプルにすごく効くと言うか、そういう大事だなと思いますね、いっぱい目線が付くと何していいかわからないアンプも中にはあったし、それよりもすごいシンプルで、サウンドはメイクしやすいですからいろんな音域を出して試してみるとすごく面白いですよ、後はこれをちょっとコンプとかガッツとか鬼のようにコンプリングしたみたいでいろんな音を出してると楽しいですよこのレコーディングとかはすとかイコライザーの効果に尽きると思います。イコライザーのレベルを変えることで、さまざまなサウンドを作り出すことができるのです。高域をカットすることでヴィンテージベースサウンドが得られることがわかりました。このモデルは、たくさんのツマミやノッチがあるアンプとは異なり、操作がとてもシンプルです。そして、周波数を調整すれば、いつでも自分の好きな音を作ることができます。また、このモデルのコンプレッサーがいかにクリーンでパワフルであるかということも忘れてはいけません。レコーディングの際にその効果を最大限に発揮することができます。サンプリング音は、ベースをスラップしている時に便利なんですね。素晴らしい働きをしてくれますよ。

黒澤ヒナチ /Orangeアーティストプロフィール。