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先日、”A Choice, Not Compromise: The Case for the Rocker 15“というタイトルの記事を書きました。 その中で、大型の「Rocker32 Combo」よりも「Rocker 15 Combo」を好む人がいるかもしれない理由を挙げました。 よりポータブルであること、主に練習や録音に使用されていること、ステレオFXループがないこと(これはコスト増になりますが、おそらくほとんどのプレーヤーにとって必要ないでしょう)。

今、私が言ったことは忘れて、なぜRocker 32があなたのニーズにぴったりのコンボなのか、その理由を考えてみてほしいのです。

理由1:ステレオFXループを搭載したコンボが欲しい。

ステレオFXループを搭載しているアンプは、市場でもそれほど多くありません。 そこで、リードデザイナーのアデ・エムズリーは、Orange「欲しいものを作る」という姿勢のもと、「ロッカー32」に1台追加しました。 バルブ・バッファードで100%トゥルー・ステレオなので、ペダルボードの可能性を追求するのに最適なコンボと言えるでしょう。 ステレオで作り出せるサウンドスケープを一度聴いたら、モノラルでディレイペダルを使いたくなくなるはずです。

あるいは、ウェット/ドライモードでペダルをパッチングする「オールドスクール」な方法も試してみてください。 一方のスピーカーにはエフェクトを、もう一方のスピーカーにはアンプからのクリーンな音色を。 分離と鮮明さに驚くはずです。 ステレオFXループはライブでの用途が多いのですが、スタジオでどんなことができるか想像してみてください。 (警告酔っぱらってステレオFXループで遊ばないように…あまりの楽しさに酔いが覚めなくなるかもしれません)

理由その2:もっとパワーが欲しい

Rocker 15にはユニークな電源スイッチオプション(15、7、1、0.5ワット)があり、ベッドルームとスタジオの両方に最適ですが、Rocker 32は30ワットにパワーアップし、フルバンドのシナリオに必要なボリュームを得ることができます。 また、15ワットの追加パワーにより、クリーン・ヘッドルームの追加やダーティ・チャンネルでゲインを多用する際のサチュレーションの追加といったメリットも得られます。 30Wのフル出力は必要ない? フル/ハーフパワースイッチで出力を半分にすれば、ご近所にも優しい15Wの出力になります。

理由その3:音色の多様性

Rocker 32は、多くの点で “アメリカン・サウンド “のコンボに対するOrange回答です。 Fender Twin Reverbの直接のライバルです(もちろん、Rocker 32にはリバーブはありませんが、それは問題ではありません)。 同時に、Vox AC30などのブリティッシュ・アンプにも耐えられるコンボです。 ブリティッシュトーンとアメリカントーンの中間に位置するアンプが完成したのです。 Twin Reverbが煌びやかで金属的な音だとすれば、Rocker 32は煌びやかでいて滑らかな音です。

The Rocker 32は現在、The Weeknd、Guided By Voices、Primus、Gene Evaro Jr、Rival Sonsなど、さまざまなバンドのステージやスタジオに参加しています。 ジャズ、ゴスペル、カントリーなどでも盛り上がりを見せています。 Orange全てを詰め込んだアンプをお探しなら、OrangeRocker 32 Comboをおいて他にありません。