ペダルボードその他
ペダルボードの主な機能は、愛用のペダルコレクションを収納すること、そして路上での生活をより快適にすることですが、ペダルボードはエフェクターだけのものではありません。 ペダルボードには、ギターに関する様々なアイテムが搭載されていますが、中にはあまり馴染みのないものもあります。 では、エフェクター以外でペダルボードの隅に潜んでいるものは何だろう…。
アンプ・コントローラー
アンプにフットスイッチがある場合、エフェクターに次いでペダルボードで最もよく使われるのがフットスイッチでしょう。
電源
ペダルを走らせるのであれば、パワーが必要でしょう。 どのような形でボードに載せるかは(ボードに載せるとしても)、あなた次第です。 電池の他に、T-RexやVoodoo Labsのようなパワーバンク、PedaltrainのVoltoのようなもの、または電源から直接電源を取るという選択肢があります。
ワイヤレスシステム
ロックの悪魔に取り憑かれたようにステージを飛び回るのが好きな人(こういう人は本当にいると思いたい)には、ワイヤレスシステムは必需品かもしれません。 長年にわたって進化を遂げ、古いバージョンではやや扱いにくいものでしたが(多くの場合、ラックマウント型のセットアップの一部として設計されています)、Line 6のRelayシリーズやShureのGLXDなどの新しいタイプは、ペダルボードに適した設計になっています。
バッファー
ペダルボードジャンキーであれば、すでにご存知の方も多いでしょう。 ペダルやケーブルの間を通り抜ける際に、信号の輝きを損なうことなく、より力強い信号を送ることができます。 いくつかのメーカーは特注のバッファーを製造していますが、BOSSはほとんどのペダルにバッファーを標準装備しています。
ループ/バイパスペダル
これらはエフェクターのカテゴリーに入るとも言えますが、厳密に言えば、One ControlのCrocodile TailやMXRのLoop Boxなどのループ/バイパスペダルは、エフェクターというよりもユーティリティペダルです。
ループペダル(混乱を避けるため録音用ではない)は、本体のループ内にあるすべてのペダルを、ストンプ1つで同時にシグナルチェーンから外すことができます(つまり、タップダンスはもう必要ないのです)。 プログラマブルなユニットであれば、特定のフットスイッチに特定のエフェクトを含むループを割り当てることができます。
A/B/Yスイッチ
ループ/バイパスペダルと同様に、ABペダルはシグナルチェーンを2つのパート(時にはそれ以上)に分け、どちらか一方、または両方を使用できるようにするものです。 なぜ、こんなことをしたいのですか? 複数のギターを使用する場合、交換のたびにプラグを抜くのではなく、両方のギターをABボックスに接続し、スイッチのストンプでどちらかを選択するだけでよいのです。 あるいは、複数のアンプを動作させたい場合もあります。 ABボックスのどちらかの出力にアンプを接続するだけで、すぐに使えるようになります*。
* 複数のアンプを使用する場合は、各アンプにスピーカーロードが必要であることを忘れないでください。
DIボックス
多くのプロは、サウンドデスクに直接信号を送るために、ボードから直接DI(ダイレクト・インプット)ボックスを取り付けています。 この巧妙なキットは、ライン信号がデスクと互換性があるように、さまざまなタスク(レベルやインピーダンスのマッチングなど)を実行します。
チューナー
すべてのペダルボードに標準装備されるべきもので、特に言うことはありません。
ノイズゲート
信号の音量(振幅)をコントロールすることで、ヒスノイズやキー音などの不要な音を最小限に抑えることができる賢い小物です。 簡単に言えば、信号が設定レベル以上のときのみ通過を許可する、つまりゲートが「開いて」いる状態です。 信号がこのレベルを下回ると、信号が通過できなくなる、つまりゲートが「閉じる」。
ペダルボードに興味がある人なら、これはもう常識でしょう。 しかし、そうでない方にとっては、この中のいくつかは初めて目にするものでしょう。次にボードを見て、あの小さな(あるいはそうでない)箱は何だろうと考えたとき、今ならその答えがわかるかもしれませんね。 ペダルボードには、マイクスタンド、ピック缶、スライドホルダーなど様々なものがあり、ペダルボードの使い道は文字通り足元から広がっています。